The British School in Tokyo (BST) は、東京都にあるイギリス式のインターナショナルスクールです。現時点では65以上の国から1000人以上の学生が通っています。校舎は渋谷と世田谷区の昭和女子大学内にある昭和キャンパスの二つあり、幼稚園から小学校3年生までが渋谷キャンパス、小学校4年生以上が昭和キャンパスで学びます。2023年8月からは幼稚園から小学校6年生までが通う校舎が麻布台ヒルズに設立される予定です。
The British School in Tokyoの学校情報
所在地:東京都渋谷区渋谷1-21-18(渋谷キャンパス)
→ 幼稚園-3年生
東京都世田谷区太子堂1-7-57 昭和女子大学5号館(昭和キャンパス)
→4-13年生
東京都港区麻布台1-3-3(麻布台キャンパス)
→2023年8月から幼稚園-6年生
区分:私立・共学
教育目標
生徒個人の個性とポテンシャルを育む
生徒個人の最善を引き出す
生徒の能力の卓越に追及
好奇心、自己学習力の育成
目次
The British School in Tokyo
The British School in Tokyo (受験)
幼稚園(Early Years Foundation Stage)
幼稚部の教育の7つの分野:
思いを発信できる児童の育成
コミュニケーションと言語
英語
算数
健康な身体の発達
世界への理解を深める
アートとデザインでの表現力の育成
小学校(Primary School)
BSTでは、小学校教育をKey Stage 1 (1-2年生) とKey Stage 2 (3-6年生) の二つの段階に分けています。
Key Stage 1もKey Stage 2も主に英語、算数、理科、社会、コンピューティング、歴史、地理、美術、デザイン・テクノロジー、宗教、音楽、体育、外国語(幼稚園からは日本語、4年生からはフランス語)を、学びます。
中等学校(Secondary School 7-11年生)
そしてBSTでは、中等教育を Key Stage 3 (7-9年生) と Key Stage 4 (10-11年生) の二つの段階に分けています。
Key Stage 3では主に児童生徒の学びに深みと広さを与えるだけではなく、児童生徒がそれぞれの科目や分野に対しての興味や好奇心を育むような教育となっています。
Key Stage 4 では、GCSE (General Certificate of Secondary Education) といったイギリスの国家試験に向けての教育となります。BSTでは、このGCSEとそのインターナショナル版の(I)GCSEを混合させたカリキュラムを取り入れています。
GCSE、(I)GCSEとは
GCSE、(I)GCSEは、10年生と11年生の2年間で必須科目と選択科目を学び、11年生の最後に最終試験を受ける形の国家試験です。イギリスではこの最終試験に通ると、義務教育を修了したことになります。
BSTでGCSEや(I)GCSEをとる際に生徒は、英語、数学、理科の必須科目の上に、
美術
写真
フランス語
スペイン語
コンピューターサイエンス
歴史
地理
保健体育
音楽
演劇
の中から三つ選択科目を選びます。
高等学校(Secondary School 12-13年生)
BSTのSenior Schoolでは、イギリス式の国際資格のA-Levelを高校卒業資格及び大学入学資格として取り入れています。
A-Levelとは
A-Levelとは、12年生と13年生の2年間で選択科目のみを学び、13年生の最後に統一試験を受ける形の資格です。大学進学には最低3つの科目が要求され、学生は柔軟に自分の得意科目を選択することができます。
BSTでは、
生物学
ビジネス
化学
コンピューターサイエンス
演劇
経済
文学
美術
フランス語
数学
数学 II
地理
歴史
日本語
音楽
保健体育
物理学
心理学
スペイン語
の中から三つ以上選ぶことが可能となります。
詳しくは
(『The British School in Tokyo A level Options Booklet 2023-2025』)
卒業後
BST卒業後は、イギリスだけではなく、アメリカ、日本、ヨーロッパなど、世界各国の大学に進学している生徒が多いです!
BSTの魅力
ここでBSTのいくつかの魅力を紹介します。
幼稚園から高校卒業まで一貫だから生徒同士の絆が深まる
インタラクティブな授業で楽しく学べる
卒業後はさまざまな国の大学に進学ができる
The British School in Tokyo (受験)
受験要件
BSTでは、授業などが全て英語で行われているため、BSTを受験するには英語でのスピーキングやライティングでの流暢な英語が生徒側には求められ、保護者は1人以上が英語でコミュニケーションを取れることが求められています。
そして入校においての優先順位があり、以下の順位となっています:
BSTに兄弟が通っている方
イギリス人の親が1人以上いる方
以前にイギリス式の教育を受けていて、今後もイギリス式の教育が必要とされている外国圏の方
以前にイギリス式の教育を4年以上受けていて、今後もイギリス式の教育が必要とされている日本人の方
その他
小学校受験
小学生は基本席が空いていればいつでも入校が可能。
入学試験は不要だが、EAL必須の方は英語と算数について試験がある。
中学校受験(7-9年生)
中学生(7-9年生)も基本席が空いていればいつでも入校可能。
受験時に現在または過去の成績証明書、推薦書提出が必要。
第一言語が英語じゃない生徒は英語の試験または面接を受けることになる。
中学校受験(10-11年生、IGCSE)
スケジュール組みなどにより、IGCSE途中からの編入は困難
高校受験
最低5つのGCSE/IGCSEでのA*-C(見込まれている成績含め)
前の学校からの推薦書または成績証明書
校長または教頭との面接
受験プロセス
BST受験のプロセスは4段階に分かれています:
受験要件確認
お問合せフォーム入力
願書入力
入学試験/面接(必要な場合)
対策
対策のポイントとしては、受験する学年相応の英語力、数学や理科の能力を身につけることです。
準備としては、CambridgeやOxfordなどが出しているイギリス式の学年基準テストなどを解いておくとよいでしょう。
そして面接対策としてはもちろん、明るくしっかりと自分の考えを表現できるようにしておきましょう。
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